ガールスカウトって?

 ガールスカウトは、「少女と若い女性の可能性を最大限に伸ばし、責任ある世界市民となれるよう」に活動する、世界最大の社会教育運動です。

ガールスカウト運動は、国籍、人種、宗教の違いを越え、世界150の国や地域で約1,000万人の会員が世界中で活動を展開しています。

自分自身と他の人々の幸福と平和のために、自ら考え、行動できる人となれるように、実践的な活動プログラムを通して、一人ひとりの力を伸ばしていきます。

 

●何歳からはじめられるの?

就学前一年(幼稚園年長児相当)の少女からテンダーフット部門への入会が可能です。幼い時期から活動にふれることで豊かな感性をはぐくむことを願い、設置されました

ガールスカウトの少女会員は、年代によって5つの年齢グループ(部門)で活動しています。

各部門には「育成目標」があり、子どもの成長に合った教育が行われています。

 

・テンダーフィット部門   就学1年前 : 豊かな感性をもつ

・ブラウニー部門      小学1~3年生 : 自分を表現する

・ジュニア部門       小学4~6年生 : 仲間と協力する

・シニア部門        中学生 : 体験を通じて自分を見出す

・レンジャー部門      高校生年代 : 責任ある立場で自分を生かす

 

 

●ボーイスカウトとは違うの?

創始者と教育理念は同じですが、ガールスカウトとボーイスカウトは別の団体です。
日本のガールスカウトは、少女と女性で活動していくことに大きな意味があると考えています。ガールスカウトでは、企画・運営も少女が自ら主体となって行いながら、活動を通して多くのことを体得します。性別にとらわれることなく、自分で考えて判断しリーダーシップを発揮して行動できるようなチャンスがガールスカウトにはたくさんあります。

 

 

●ガールスカウトのモットー

キャンプ活動、慈善活動、自分たちでイベントや旅行の企画、地域活動のお手伝いなど、ガールスカウトの活動は多岐にわたりますが、それぞれの活動のベースには、共通してガールスカウト活動の指針があります。

” そなえ ”とは、心のそなえ、身体のそなえ、技術のそなえでもあり、物質的なそなえでもありますが、一番大切なのは心のそなえです。社会に役立つ、人々を助ける、自分の身を守り幸せな生活を送るなどの願いも、そなえがなければかなえられません。

自分で考え行動できる自立した女性を目指し、このモットーを合言葉に活動を行います。

ガールスカウトには、人生の指針となる「やくそくとおきて」があります。(大切にしている価値観)

 

おきて

・私はいつも明るく、勇気をもちます。
・私はいのちあるものを大切にします。
・私はすべての人の友達となり、他のガールスカウトとは姉妹です。
・私は礼儀を正しくします。
・私は時間と資源を大切に使います。
・私は自分で考え行動します。
・私は言葉と行いに責任をもちます。
・私は誠実であるように努めます。

ここで大事にしているのは、人に役立とうとすること私たちが住む地域、国、世界に対して
責任ある行動をとろうとすること自らを律し、自らの行動に責任を取ろうとすることすべてのことに
対して感謝の気持ちを持つことなどです。
おきてで述べていることは、どれも人間として基本的なこと。でも、分かっていてもなかなか実践できないですよね。口にだしておきてを唱えることで、自分自身の行動を振り返り、改めて考えることができます。

 

出典ガールスカウトとは | 公益社団法人ガールスカウト日本連盟

出典よくある質問 | 公益社団法人ガールスカウト日本連盟

出典NAVERまとめ https://matome.naver.jp/odai/2138749712673662401?&page=1